製品情報

RF-ID モジュール

生産管理や、商品管理など業務改善の切り札として注目。

小さなチップで多くの情報を管理

RF-ID(Radio Frequency Identification)とは、高周波の近距離無線通信を用いた認識技術のこと。例えば工場での生産管理や、流通倉庫での商品管理、また高級ブランドの商品に埋め込むことで偽造品や不正販売の防止などに使われ始めています。

微弱電波を取り扱う技術

RF-IDのシステムは、①商品に取り付けるICタグ、②タグに電波を放射し、タグが反射する微弱電波を受信するリーダー、③データ処理システム・・・で構成されます。小松村田製作所で生産しているのは、システムのキーとなるICタグおよびリーダーに搭載される無線モジュールです。

モジュール技術でつくられるICタグ

タグは、内部に回路が形成された基板上に半導体が搭載され、表面は樹脂でパッケージされています。半導体には製品・商品に関する固有IDが付与され、基板に形成されたアンテナがリーダーの電波に反応し信号を発信します。わずか数ミリ角のチップに、こうした機能が詰め込まれているのです。