マレーシア関係会社レポート

2010/05/12

登米村田の紹介

3月から4月にかけて、生産支援ということで、マレーシアにある関係会社「Murata Electronics (Malaysia) Sdn Bhd/MME」へ行ってきましたので、マレーシアについてレポートします。
マレーシアは、西マレーシア、東マレーシアを中心に国土は日本の面積の9割、人口は2,500万人、マレー人、中国人、インド人、少数民族からなる多民族国家です。この国は、名前から想像つくようにマレー人が一番先に住み始め(その前にアボリジニがいましたが)、そしてマレー人がすでにコミュニティをつくり一定の主権を持って住んでいるところに、後から中国人やインド人がやってきました。
我々、日本人の感覚からすると、そうであるならマレー語がメインになり、世代と代を重ねるうちにマレー語のみに吸収されるのではと思いがちですが、マレーシアでは言語だけでなく、あらゆることでマレー人以外が本来の習慣を維持しています。
同じ国に住みながら、言葉も服装も食べ物も違う、そんな不思議な国、"マレーシア"を紹介します。
ちなみに、社内での公用語は英語となっていますが、それぞれの民族間同士では、広東語、マレー語、タミール語、インドネシア語、日本語が使われているのが実情です。



(1) Murata Electronics (Malaysia) Sdn Bhd
(2) 首都 クアラルンプール (Kuala Lumpur)
クアラルンプール空港から、会社の所在地であるイポーまでは、車でおよそ3時間ほどです。
太陽が真上。地面には影の花が咲きます。
とにかく暑い!
イポーでは、写真のような長屋形式の住宅・セミリが圧倒的に多く、一部のお金持ち以外のほとんどの皆さんが、このセミリに住まわれているようです。

イスラム教の礼拝堂、モスクです。
特別にということで、中の写真の撮影も許可して頂きました。なにやら、このモスクのドームの大きさは世界一だとか、塔は見上げるほど高く、とにかく大きかった。


クアラルンプールにあるペトロナスツインタワーです。20世紀の高層建築としては最も高い、高さ452mの88階建てで、2003年10月17日に台湾の台北国際金融センターに世界一の座を譲り渡したものの、二本のビルが対になっているツインタワーとしては依然として世界一の高さを誇っています。



夕食風景

メニューも無く、調理場らしい調理場も無い中華料理屋? いや、中国人のオバちゃんがやってる飯屋と言った方が正解か? 食べてる時、外からネズミが駆け込んで来て、足元を走り去っていったが、だれ一人騒ぐわけでもなし。イヤ、イヤ(笑)


夜になると、ヤモリが虫を食べに灯りに集まって来ます。ケンタッキーの看板は特に人気がある?
カタツムリもこんなにデカイ。

おりしも、MME16周年記念パーティが、滞馬中に開催されました。
女性社員の方々は、民族色豊かにそれぞれドレスアップされて来ており、いろんな意味で楽しい時間を過ごさせて頂きました。
私たち支援者の出し物は、なんとマレーシアでも流行っているという、 KIROROの「未来へ」の熱唱!最後は会場に集まった全員で、"ほぉーら、足元を見てごらん"の大合唱?

マレー系
インド系

中華系
パーティ終了後、インドネシアのおネエちゃんたちに囲まれるMMEのトップ。嬉しそう!

皆さん、ありがとうございました!