電源用チップフェライトビーズは、定格電流値が大きな選択のポイントになっています。
今回、1608サイズにおいて、これまで4516から0402サイズまでの全シリーズで越えられなかった6Aという定格電流値の壁を越えた、定格8Aの商品がラインアップに加わりました。
チップフェライトビーズの使用される場所は、信号ラインと電源ラインに分けられます。
このうち電源ラインでは、使用可否を判断する指標として定格電流値が大きな意味をもちます。チップフェライトビーズBLMシリーズでは、0.4mm×0.2mmという小型品から4.5mm×1.6mmという大型品までさまざまなサイズを取り揃えていましたが、最大の定格電流値は6Aまでの対応となっていました。
今回、材料と内部構造の適正化により、従来の33%upとなる定格値8Aという製品をラインアップに加えることで、アプリケーションの幅が広がりました。
1608サイズという小型でありながら8AというBLMでは初となる大きな定格電流値を実現しています。
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