電源用チップフェライトビーズは、定格電流値が大きな選択のポイントになっています。
今回、2012/3216サイズにおいて、定格8.5A/12Aの商品がラインアップに加わりました。
チップフェライトビーズの使用される場所は、信号ラインと電源ラインに分けられます。
このうち電源ラインでは、使用可否を判断する指標として定格電流値が大きな意味をもちます。これまで2.0x1.2mm / 3.2x1.6mmサイズのチップフェライトビーズでは最大の定格電流値が6Aまでの対応となっていました。
今回、材料と内部構造の適正化により、定格値8.5A/12Aという製品をラインアップに加えることで、アプリケーションの幅が広がりました。
2012/3216サイズという小型でありながら8.5A/12Aという大きな定格電流値を実現しています。
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