株式会社村田製作所(以下、「当社」)は、車載機器の電源ラインにおけるノイズ対策に適したコモンモードチョークコイル「PLT10HHシリーズ」に、150°Cの高温環境でも使用可能なラインアップ(以下、「当製品」)を新たに追加しました。2025年6月から量産を開始します。
近年、自動車市場では自動運転技術の進展による車載機器の高機能化に伴い、電源ラインにおけるノイズ対策の重要性が増しています。そうしたなかで、150°Cの高温環境かつ大電流に対応したSMDタイプのコモンモードチョークコイルが必要とされています。
従来の当社PLT10HHシリーズは125°Cの環境下で1Aの電流しか流すことができませんでしたが、当製品は新たなフェライト材料を採用することで、150°Cの高温対応に加えて125°Cの環境下で最大約10倍の電流値(従来のPLT10HHシリーズとの比較)を実現しました。
村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。