株式会社村田製作所(以下、「当社」)は、車載ネットワークCAN-FD※1規格におけるDCMR特性Class3※2に適合し、使用温度上限150℃に対応した「DLW32SH_MF」シリーズ(以下「当製品」)を商品化しました。当製品は3225サイズ(3.2×2.5mm)と小型でありながら、金属端子構造を採用することで、高信頼性・高耐久性を実現しています。すでに量産を開始しています。
近年、自動運転システムやADAS※3の発展により、車載ネットワークはさらに高速・大容量通信が求められるため、従来のCAN(最大1Mbps)からCAN FDへの移行が進んでいます。一方で、ノイズの影響を受けやすくなるため、高性能なノイズ対策部品が必要です。
そこで当社は、CAN FD規格の中で最も厳しいDCMR特性Class3に適合し、使用温度上限150℃に対応した「DLW32SH_MFシリーズ」を開発しました。本製品は、CANおよびCAN-FDをはじめとする車載ネットワークの信号ラインにおけるノイズ対策に適しています。
当社の巻線やフェライト組み立て技術に加えて、新たに金属端子構造を採用したことで、当社従来製品よりも高信頼性・高耐久性を実現しています。
村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。