作業者安全モニタリングシステムの
セルラーLPWAモデルをバージョンアップ
~国土交通省、新技術情報提供システム(NETIS)に登録完了~

  • その他

2021/05/10

株式会社村田製作所(以下、「当社」)は、2019年より商用化を進めてきたヘルメット取り付け型センサデバイスを用いた「作業者安全モニタリングシステム」のセルラーLPWA 2nd モデル(以下、「本システム」)を新たに開発しました。2021年2月から戸田建設株式会社でフィールドテストを実施しており、2021年6月より販売を開始する予定です。
また本システムは、土木現場への普及を進めるため、国土交通省が提供する「新技術情報提供システム(NETIS)」に登録が完了しています。(登録番号:KK-200053-A)

「作業者安全モニタリングシステム」セルラーLPWAモデルとは

国内の人口減少に起因する就労者の減少や、現場作業者の高齢化が進む中、今まで以上に安全で快適な作業環境を整備する必要性が高まっています。また近年、厳しい夏の暑さの中、作業者が熱中症の発症や過労・体調不良といった状態になるまで作業環境の悪化に気がつかないことが現場で問題となっていました。当社はこうした課題解決のため、2019年6月より作業者安全モニタリングシステムのSub-GHz帯特定小電力無線モデルを販売開始し、2020年7月にはゲートウェイ設置不要で公衆通信網(基地局)を活用し、作業者の情報を直接クラウドに収集できるセルラーLPWAモデルを開発しました。

本システムの特長

1. 作業者本人への通知

これまでは、作業者の熱ストレスや転倒、落下を検知した場合に管理者にアラート通知することが可能でしたが、本システムでは、センサデバイスにブザーを取り付けたことにより、作業者本人および近辺の方にアラートを通知することができます。

2. GPS精度の向上

GPSの取得感度を向上させました。アラート発報時にGPS情報を取得し通知します。(※GPSは通信環境により取得出来ない場合があります。その際には基地局信号をもとに位置情報を提供します。)

3. 作業者本人からの緊急通報

センサデバイスのボタンを押すことで作業者自らアラートを発信し、管理者宛てに発報が可能です。

4. クラウドに新機能を追加

①ヒト・モノ管理機能

ヘルメット取り付け型センサデバイスと現場に設置したタグをBluetooth®で連携させることで、作業者や資材の位置管理が可能です。

②タッチレス入退場

簡易ゲートを設置することで、同じシステム上で入退場の履歴を一元管理できます。

※RFID、Bluetooth®方式の二つから選択可

③登録作業の簡略化

QRコード発行によりセンサデバイスと作業者間の登録作業の手間を省くことができます。

④作業者の高さ情報の表示

現場に設置したタグ情報と連携し、作業者の高さに関する情報を表示できます。

使い方・利用シーン

  • 一人作業が多く管理者が常に巡回出来ないような現場
  • 暑熱環境がある現場
  • 作業者や資材を探す作業に手間がかかっている現場
  • 自社のみならず関係会社、協力会社の入退場管理を簡便に行いたい現場
  • 現場内特定箇所での入退場管理を行いたい現場

<セルラーLPWA 1stモデル、2ndモデル比較表>

<クラウドの新機能イメージ>

ヒト・モノ管理機能


タッチレス入退場

本システムの詳細は、作業者安全モニタリングシステムをご覧ください。

関連資料

2020年05月25日報道発表資料

ムラタについて

村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
詳細はこちらのページをご覧ください。www.murata.com/ja-jp