アルコールチェッカーの測定結果を、スマートフォンアプリを介してクラウドに集約、一元管理できるソリューションです。スマートフォンにBluetooth®接続した、ストロー状のデバイスに息を吹きかけることで、血中アルコール濃度を測定、自動的にクラウドに送信します。加えて、スマートフォンのカメラで測定中の写真を送ることで、測定者のなりすましも防止可能です。日本では2022年4月より商用車の運行前後のアルコールチェックが法令化され、本サービスの導入が加速しています。タイにおいても商用車を保有している事業者に対する法令が強化される見込みであることから、本サービスの需要拡大が期待されます。
本サービスでは個人情報を扱うことになるため、現地でのPDPA法※5に準拠したデータや文書、契約の取り交わしが必要であり、IIJと村田製作所のノウハウを生かしてスマートフォンアプリのデータを中継配信する仕組みを導入しサービスを提供していきます。
アーバンエックステクノロジーズ社が展開する、車両に設置されたスマートフォンなどのカメラから得られる画像をもとに、路面の損傷箇所をAIにより自動検出し、Web上の管理画面に地図および路面損傷の詳細情報を表示する「RoadManager」と、日本工営が提供する維持管理計画技術を組み合わせたシステムです。自治体などの道路管理者は、現地点検の省力化、均質化、高速化が図れるとともに遠隔地から補修対象の選定、補修作業の運用管理や蓄積データを用いた計画的な予防保全を行うことができます。IIJと村田製作所は、「トラフィックカウンタシステム」を通じてインドネシアの行政機関と交通関係データを取り引きしてきました。これにより培った現地サービス事業者・行政との関係を活用して、インドネシアでの事業化に向けた支援を行っていきます。
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をご覧ください。
今後両社は、それぞれが持つ高度な技術や豊富な知見・ノウハウを生かしたIoTプラットフォームの展開を通じて、東南アジアにおけるデータビジネスの活性化、実用化、さらにはグローバルなデータサプライチェーン実現を推進してまいります。
Crossborder Co-DataBiz Platformの導入事例