株式会社村田製作所(以下、「当社」)は、高温域における高精度な温度測定とコストパフォーマンスを兼ねそろえたSMDタイプNTCサーミスタを開発し、「NCUシリーズ」「NCPシリーズ」のラインアップを拡充しました。すでに量産を開始しており、サンプル対応も可能です。
スマートフォンやタブレット端末をはじめとした電子機器の高性能化や自動車の電装化の進展により、電子部品への負荷が増して発熱することがありますが、熱は本来のアプリケーション性能の効率を妨げるため、解決すべき重要な課題です。特に自動車産業においては、電動化および自動運転実現に向けて高機能ICの搭載や電子部品の実装点数が飛躍的に増加しており、更なる発熱が想定されるため、熱設計の重要度は日々増しています。
そうしたなか、高温域でもアプリケーション性能を高効率で実現するためには、高温域での高精度な温度検知が求められています。
そこで当社は、これまで培ったプロセス技術により、高温域における高精度な温度測定とコストパフォーマンスを兼ね揃えたSMDタイプNTCサーミスタを開発しました。当社は今後も市場のニーズに対応したラインアップの拡充を進め、あらゆる電子機器や自動車などの進化に貢献します。
温度誤差特性
グラフ内青線が新たにラインアップに追加された製品の温度検知精度です。F品にくらべ大幅に改善し、高精度品であるD品に迫る精度です。
※FやDは本来、品番構成における抵抗値許容差を示します。ここでは識別するためにF品、D品とします。