長瀬産業株式会社(代表取締役社長:朝倉 研二、本社:東京都中央区、以下:長瀬産業)、と株式会社村田製作所(代表取締役社長:村田 恒夫、本社:京都府長岡京市、以下:村田製作所)は家庭用太陽光発電・リチウムイオンバッテリーハイブリッドシステムを共同開発しました。
政府によるZEH(ゼロエネルギー住宅)やスマートハウスの普及推進、2016年の電力小売自由化を契機とした電力契約の多様化や、災害時の安心安全を背景に、 “エネルギーを「創る」「蓄える」「賢く使う」" ためのシステムの制御、見える化による効率的なエネルギー活用への関心が高まっており、家庭用太陽光発電とバッテリーを組み合わせた地産地消型システムが注目されています。
そこでこのたび、長瀬産業と村田製作所は、クラス最小・最軽量サイズの太陽光発電・リチウムイオンバッテリーハイブリッドシステム(コンパクトHEMS
*1セット『エネイース
*2』)を共同で開発いたしました。
村田製作所は、システムの中核となるハイブリッドパワーコンディショナーを提供し、長瀬産業がリチウムイオンバッテリー
*3や太陽光発電と組み合わせたシステムを開発しました。小型のパワーコンディショナーとリチウムイオンバッテリーを用いたコンパクトなシステムであるのが特徴で、低価格で一般家庭向けに提供して今後の普及を目指します。
*1 HEMS:ホーム エネルギー マネジメント システム、家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムです。
*2 エネイース
®は長瀬産業の登録商標です。
*3 リチウムイオンバッテリーはNAGASEグループの株式会社キャプテックスが製造しています。
1832年京都で創業した化学系専門商社。20以上の国に約100のグループ会社を持ち、従来の商社機能に加え、製造・加工機能と研究開発機能の融合によりユニークで付加価値の高いビジネスモデルを展開しています。
村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
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