セラミックコンデンサのFAQQランド寸法と積層セラミックコンデンサの耐基板曲げ性との関係性は?

A

下図で示すc寸法は耐基板曲げ性(たわみ)の強度に影響します。c寸法が大き過ぎると、積層セラミックコンデンサ(MLCC)にかかる応力が強くなるため、基板曲げ性に対するコンデンサの強度が弱くなる方向に働きます。
逆にc寸法をコンデンサの幅寸法よりも狭くすることは、耐基板曲げ性の向上に有効と言えます。

加えて、電極間a寸法はコンデンサの外部電極間g寸法よりも長い寸法とすることにより、ソルダーレジストパターンによって効果の大小はあるものの、耐基板曲げ性を向上する効果があります。
またこれにより、チップ取り付け位置がずれてランド-電極間が短くなっても、絶縁距離を確保しやすくなります。

<寸法図>

39_01.PNG

なお、ご使用前には他実装性につきましても、ご確認いただきますようお願いいたします。

※製品によって保証内容は異なりますので、各製品の保証内容については、必ず納入仕様書、参考図をご確認ください。
主要な製品については、当社ウェブサイトの製品詳細ページの詳細スペックシート詳細スペックシートとは
でご確認いただけます。

<関連リンク>
製品検索 → SMD / リード付き
アプリケーションマニュアル -耐プリント板曲げ性-
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