セラミックコンデンサのFAQQセラミックコンデンサにはどのような種類があるのでしょうか?

A

セラミックコンデンサは、誘電体セラミックスの材料・特性や、形状・構造などによって以下のように分類されます。


<誘電体セラミックスの材料・特性による分類>

左右にスワイプ可能です 横持ちでご覧ください
温度補償用(CLASS1) 高誘電率系(CLASS2)
材料系 ジルコン酸カルシウム系 チタン酸バリウム系
主な温度特性 C0G(温度による容量変化が小さい) X5R/X7R(温度による容量変化が大きい)
DCバイアス特性 ありません 有り
エージング特性 ありません 有り
静電容量 比誘電率が低く静電容量が小さい 比誘電率が高く大容量が得られる
主な回路用途 発振、同調(フィルター)用、カップリング用、マッチング用等々 バイパス回路、平滑用、デカップリング用、カップリング用等々

関連リンク

高誘電率系(X5R/X6S/X7R特性など)と温度補償用(COG/U2J特性など)の特徴や用途の違いは何でしょうか?


<形状・構造による分類>

左右にスワイプ可能です 横持ちでご覧ください
構造 形状例
SMD 積層
樹脂モールド
(円板型)
SMD2
リード 積層
円板型

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