株式会社村田製作所(以下、「当社」)は、1608サイズの車載PoCインダクタLQW18FT_0Hシリーズ(以下、「当製品」)を商品化しました。2024年12月より量産を開始しています。
本製品は「第17回オートモーティブワールド/第17回 [国際] カーエレクトロニクス技術展」の当社ブースにて展示予定です。
近年、先進運転支援システム(ADAS)の普及に伴い、高精細な車載カメラの搭載数が増加しています。LVDS※1伝送の車載カメラシステムでは1本の同軸ケーブルに信号と電源を重畳させる高速インターフェースのPoC※2が多く採用されています。PoC回路では、回路処理部で広帯域信号を扱うほか、信号と電源を分離するために広帯域で高インピーダンスを維持する必要があることから、通常は複数のインダクタを使用します。
そこで当社は、独自のセラミック材料や製品構造により、当社従来品2012サイズ製品と同等の高インピーダンスを1608サイズで実現しました。これにより、1608サイズへの置き換えが可能となり、実装スペースの削減による搭載機器の小型化・軽量化に寄与します。
当社は、今後も市場ニーズに対応した製品開発に取り組み、自動車の高性能化・高機能化に貢献していきます。
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村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。