株式会社村田製作所(以下、「当社」)は、モバイル機器向け用途と車載向け用途に0603Mサイズ(0.6×0.3×0.3mm)の過熱検知用PTCサーミスタ※1のラインアップを拡充し、公称抵抗1kΩシリーズで検知温度105℃、115℃の製品(以下、「当製品」)を追加しました。当製品は10月より量産開始予定です。
スマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器の高機能化・小型化にともない、電子部品の搭載個数が増加しています。さらに、通信速度が飛躍的に高速化する5Gでは、個々の部品が単位時間に処理しなければならない情報量が格段に増え、部品への負荷が大きくなり発熱することから、過熱検知部品のニーズが高まっています。また、AEC-Q200に準拠する車載用途でも、LEDライトの過熱検知においてLEDライトの小型ソケット化が進み、搭載部品の小型化ニーズが広がっています。
そこで当社は、セラミック原料の組成や焼成技術の改良により、公称抵抗1kΩ品としては世界最小となる0603Mサイズ(0.6×0.3×0.3mm)を実現しました。従来品PRF15シリーズ(1005Mサイズ)に比べ、体積比で約80%、実装面積比で約70%削減しています。また、当社PRFシリーズでは初めての非鉛原料を使ったPbフリー製品で、環境負荷軽減にも貢献します。
当社は今後も検知温度のラインアップ拡充を進め、市場のニーズに対応した高密度実装や小型化に貢献します。
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村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。