圧電ブザーは、セラミクス上に帰還電極を設けた圧電振動板と駆動回路を組み合わせ一体化したものです。
一方、圧電サウンダ(自励振タイプ)は、セラミクス上に帰還電極を設けた圧電振動板のみで構成されており、駆動回路を組み合わせて使用します。
どちらも駆動回路はトランジスタ1石と抵抗3本からなる簡単な回路構成となり、回路に直流電圧Vを印加することで、共振周波数付近で回路の発振条件を満たし、その発振周波数にて圧電振動板が駆動し、鳴動します。
尚、圧電サウンダ(自励振タイプ)の駆動回路については、当社で製品ごとに標準回路を設定しておりますので、当社カタログよりご確認をお願いします。
また、圧電ブザーの音圧調整のため、直流電圧Vと圧電ブザーの間に直列抵抗を追加する場合には、圧電ブザーと並列にコンデンサ (1μF程度) を挿入してください。異常発振を抑制する効果があります。