セラミックコンデンサのFAQ

特性

直流に対する漏れ電流の規格値を教えてください。

直流に対する漏れ電流の規格値は規定しておらず、絶縁抵抗値で規定しております。
絶縁抵抗の規格値とアイテムの定格電圧からI=V/Rの計算式で以下の様に漏れ電流を推定することは可能です。
但し、弊社で規定している絶縁抵抗の規格値を基に算出した値であり、
保証は、あくまで絶縁抵抗の項目でさせていただいております。

1. 絶縁抵抗規格値から漏れ電流を求める方法
例:GRM155B31H103KA88の場合
(1) GRM155B31H103KA88の保証性能の絶縁抵抗の規格値を確認します。


(2) GRM155B31H103KA88の容量は0.047μFより小さいので、絶縁抵抗の規格値は10000MΩ以上となります。
(3) I=V/Rに絶縁抵抗規格値の10000MΩと品名GRM155B31H103KA88の定格電圧の50Vを代入します。
(4) I=50/10000M
(5) I(漏れ電流)=0.0005μA以下

2. ΩFから絶縁抵抗の規格値を求めて、漏れ電流を算出する方法
例:GRM188B30J106ME47の場合
(1) GRM188B30J106ME47品名の保証性能の絶縁抵抗の規格値を確認します。


(2) 以下の表よりGRM188B30J106ME47の絶縁抵抗規格値は、50ΩF以上になります。
(3) 単位がΩFは抵抗と静電容量の積になっているので、品番の静電容量値で50ΩFを割って絶縁抵抗値を求めます。
(4) 絶縁抵抗=50ΩF/10μF
(5) 絶縁抵抗=5MΩ (μ=10-6、M=106
(6) I=V/Rに絶縁抵抗規格値の5MΩと品名GRM188B30J106ME47の定格電圧の6.3Vを代入します。
(7) I=6.3/5M
(8) I(漏れ電流)=1.26μA以下

【用語説明】
*ΩFとは?
絶縁抵抗の単位の1つです。
絶縁抵抗の規格値を公称静電容量値と絶縁抵抗の積 (CR積) で規定しているものは、単位がΩFとなっております。
一般的には単位容量(μF)当たりで絶縁抵抗が決まり、容量によって絶縁抵抗が変動する大容量コンデンサでは、単位にΩFを使用して
静電容量値によって絶縁抵抗の規格値を決めています。

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