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AMRセンサ(磁気センサ)のFAQ Q用途に適したAMRセンサはどのように選定しますか?

A

AMRセンサは、何を検知したいか(用途)と磁石の動きを整理したうえで選定することが重要です。用途に応じて、検知方式、電源電圧、応答周波数、消費電流などを確認し、適した製品を選定してください。

推奨する選定手順

AMRセンサは、次の手順で選定することを推奨します。

  1. 何を検知したいか(用途)を整理する
  2. 磁石の動きとセンサ位置の関係を整理する
  3. セレクションガイドから候補製品を選定する
  4. 電源電圧・応答周波数・消費電流を確認する
  5. 実機で最終評価を行う

選定ポイントとその理由

<ポイント① 何を検知したいか整理する>

まず、開閉・位置検知なのか、回転検知なのかなど、用途を整理します。用途によって、適したAMRセンサや磁石の配置方法が異なります。

<ポイント② 磁石の動きとセンサ位置の関係を整理する>

磁石の動きによって、検知方法が異なります。

  • 開閉・位置検知:磁界の強弱を利用して検知します。
    例:ノートパソコンの開閉、冷蔵庫の引き出し、ドア・窓の開閉検知など
  • 回転検知:磁界方向の変化を利用して検知します。
    例:洗濯機などの回転体の位置・回転数検知、オートロックのLOCK/UNLOCK位置検知など

AMRセンサは、用途によって磁界の強弱だけでなく、磁界方向の変化を利用した検知も可能です。

<ポイント③ 電源電圧を確認する>

セレクションガイドを活用し、使用するシステムの電源電圧に対応した製品を選定します。
セレクションガイドはこちら

<ポイント④ 応答周波数を確認する>

磁石の動きが速い用途では、高速応答に対応した製品を選定します。用途に対して応答周波数が不足すると、正しく検知できない場合があります。

<ポイント⑤ 実機で最終評価を行い、消費電流を確認する>

電池駆動機器では、消費電流の小さい製品を選定します。低消費電流タイプを選ぶことで、電池寿命の延長が期待できます。

技術用語説明

  • 開閉・位置検知とは

    磁石との距離変化による磁界の強弱を利用して位置を検知する方式です。

  • 回転検知とは

    磁界方向の変化を利用して回転位置や回転数を検知する方式です。

  • 応答周波数とは

    センサが追従して検知できる磁石の動作速度を示す特性です。この整理が不十分だと、適切な検知方式が選べず、後工程での設計変更につながるため重要です。

  • ON感度(Hon)とは

    ON感度とは、センサ出力がOFF状態からON状態に切り替わる磁界のしきい値。

  • OFF感度(Hoff)とは

    OFF感度とは、センサ出力がON状態からOFF状態に戻る磁界のしきい値。

この情報が役立つ場面

  • 設計時:磁石選定および配置設計時の基本条件として役立ちます。

  • 性能最適化:感度不足や誤動作の発生原因(磁界不足・過剰)の特定に役立ちます。

  • 誤選定回避:磁石の強さ・距離・方向の不適切な設計による不具合の防止に役立ちます。

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