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NTCサーミスタのFAQQ[NC* シリーズ]技術資料に掲載の最大動作電圧軽減特性グラフは、各温度での最大印加できる電圧状態で数値化したものですか?また最大動作電圧の定義とは何ですか?

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NC* シリーズの技術資料等に掲載している特性グラフにおいて、最大動作電圧は、NTCサーミスタ単体に印加した際に、自己発熱が0.1°Cとなる電圧で計測しています。温度検知精度に影響を与えないために、この条件以下で使用することを推奨しています。

最大動作電圧の概要

最大動作電圧は、サーミスタの温度検知精度を確保するために設定された条件付き電圧です。
単なる絶対最大値ではなく、自己発熱による温度誤差の抑制基準として用いられます条件で最大動作電流を超えていないかを確認する際に役立ちます。

詳細説明

NTCサーミスタは抵抗体であるため、電圧を印加すると電流が流れ、電力消費によって自己発熱が発生します。
この自己発熱により、測定対象以外の温度上昇が生じ、温度検知精度に影響を与えるため、0.1°Cの自己発熱を上限とした電圧が最大動作電圧として定義されています。

関連概念

  • 最大動作電流:
    同様に0.1°C自己発熱を基準として定義される電流であり、電圧と電流の条件は相互に関連します。

  • 最大電圧(Vmax):
    素子が破壊しない範囲の電圧であり、温度精度とは別の観点で定義される指標です。

技術用語説明

  • 自己発熱

    自己発熱とは、サーミスタが抵抗体であるため、電力を消費することで発熱が生じる現象であるとされます。

  • 最大動作電圧(Vop)

    最大動作電圧とは、サーミスタ単体に印加した際に自己発熱が0.1°Cとなる電圧であるとされます。

  • 温度検知精度

    温度検知精度とは、サーミスタで測定される温度の正確さを示す指標であり、自己発熱の影響を受けると低下するとされます。

この情報が役立つ場面

  • 設計時
    回路設計時に、サーミスタへ流れる電流が最大動作電流以下になるよう確認する際に役立ちます。

  • 評価時
    試作機や評価機で、自己発熱による温度誤差が発生していないかを確認する際に役立ちます。

  • トラブル解析
    温度検知精度の低下が発生した場合に、自己発熱の増加が原因かどうかを切り分ける際に役立ちます。

  • 量産不具合
    量産品で温度誤差が問題となった場合に、実使用条件で最大動作電流を超えていないかを確認する際に役立ちます。

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