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無線充電器の共振回路にはフィルムコンデンサが搭載されている場合があります。 当社で実施したフィルムコンデンサから積層セラミックコンデンサ(MLCC)への置き換え評価結果を以下に示します。
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市販の無線充電器を入手し、置き換え評価を実施しました。以下写真の赤丸部分に、フィルムコンデンサが共振コンデンサとして搭載されています。
置き換え案を以下に示します。 置き換え品はGRM3195C2A104JA01(1206M、C0G、0.1uF、100V)です。
フィルムコンデンサ : 7.3×6.5mm、0.33uF、63V → MLCC : GRM3195C2A104JA01(1206M、C0G、0.1uF、100V)×4pcs
コンデンサの置き換え前後で、充電時の以下特性について確認しました。
<評価項目> ①コンデンサ表面の上昇温度 ②電力変換効率
本測定では、フィルムコンデンサとMLCCで20°C以上の上昇温度の差を確認できました。
MLCCはフィルムコンデンサに比べてESRが低く、温度上昇を低く抑えることができます。
上記コンデンサを使って、充電時の電力変換効率を評価しました。
本評価では、MLCCはフィルムコンデンサより電力変換効率が2%以上良い結果を確認できました。
フィルムコンデンサ→MLCCへのコンデンサ置き換え前後で、充電時の以下特性について確認しました。 ①コンデンサ表面の上昇温度 ②電力変換効率
MLCCはフィルムコンデンサに比べてESRが低く、フィルムコンデンサとMLCCで20°C以上の上昇温度の差を確認できました。
MLCCはフィルムコンデンサより電力変化効率が2%以上良い結果を確認できました。
MLCCとフィルムコンデンサとの単体比較では、MLCCのほうが小型化に強く、実装面積の削減に貢献することができます。
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