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コネクタ世界の通信進化を支えてきたムラタコネクタの歴史

ムラタコネクタ技術の原点

村田製作所のコネクタ開発は、1973年にMIL-PRF-39012規格に準拠したSMAタイプ高周波同軸コネクタの自社設計から始まりました。
SMAコネクタは、今では通信機器や測定機器、さらには宇宙技術にも使用されている標準的な高周波コネクタですが、当時は伝送線路設計の基礎知識や測定技術・信頼性技術を学ぶことができる革新的なコネクタでした。
創業者・村田昭の「良い製品は良い材料から、良い材料は高精度な測定技術から。測定技術にはコネクタが必要。」という理念のもと、ムラタはSMAコネクタの開発を通じて高精度測定技術を磨き、その知見を独自技術と融合させながら、高品質なコネクタ開発を続けてきました。

SMA

通信機器の進化を支えてきたムラタのコネクタ技術

1980年代以降、ムラタはSMAの量産化に加え、独自の内部配線用コネクタ「BFA」から世界初(当社調べ、発売時点)のSMD型同軸コネクタ「CCR」の商用化するなど、小型・低背・高周波対応の製品群を次々と市場に送り出し、携帯電話の黎明期から、スマートフォン、ウェアラブル機器へと続く通信機器の進化を長年支えてきました。

BFA, CCR

高周波測定の新時代を切り拓いたスイッチ付き高周波同軸コネクタ

1996年には、世界初(当社調べ、発売時点)の測定用途に特化した小型スイッチ「SWC」を開発。
RF回路とアンテナ回路を切り離して測定できるこの技術は、通信機器の性能評価に革命をもたらしました。本コンセプトは、測定用途スイッチの分野において広く認知され、現在の製品ラインアップの礎となっています。
現在は、用途やスペックに応じた複数のラインアップを有しており、お客様のニーズに応じたスイッチコネクタを展開しています。なかでも、SWJは世界最小クラス(当社調べ、発売時点)の1.2×1.4×0.65mmを実現しており、部品の高密度実装による通信機器の小型化に貢献しています。

SWC, SWJ

次世代通信機器の小型・高周波化を加速させた高周波多極コネクタ

2016年には、世界初(当社調べ、発売時点)のRF信号伝送対応多極コネクタ「MLC」を開発。
これにより、スマートフォンやIoT機器の内部で複数の高周波信号を効率的に接続することが可能になりました。さらに2017年には、さらなる小型化・低背化を実現した製品MLFを展開。
そして2020年には、世界初(当社調べ、発売時点)のミリ波(mmWave)信号伝送対応コネクタ「MLN」を商用化し、5G通信や、AR/VR機器など、次世代技術への対応を加速させています。

MLC, MLN

2024年携帯電話市場における採用実績(当社推定)

当社のスイッチコネクタと多極コネクタは発売以来、携帯電話・スマートフォン・ウェアラブルなど多くの通信機器で継続して採用されています。当社が把握する市場データと出荷実績の分析に基づく当社推定では、携帯電話市場における当社のスイッチコネクタの世界シェアは約37%、多極コネクタは約70%と推定されます。
これらの数字は、両製品が発売以来長年に亘り多くの通信機器で採用され、量産出荷が継続されてきた実績を示すものです。

世界シェア(当社推定)

37% スイッチ付き高周波同軸コネクタ
70% 高周波多極コネクタ
(基板対基板 / 基板対FPCコネクタ)
  • 当社が把握する市場データおよび出荷実績に基づく推定値です。

ムラタのコネクタが選ばれる理由

ムラタのコネクタは、長年に亘り培ってきた測定技術、高周波技術、小型化技術をもとに、通信機器の進化を支えてきました。
1973年のSMAの設計から始まり、独自の内部配線用コネクタから世界初(当社調べ、発売時点)のSMD型同軸コネクタ、スイッチ付き高周波コネクタ、そして高周波信号伝送用多極・ミリ波対応コネクタまで、常に通信機器のイノベーションに貢献してきました。
その背景には、創業者の理念に基づく高精度測定技術と自社技術の融合、そしてお客様のニーズに寄り添った製品開発があります。

  • 小型・低背・高周波対応で、限られたスペースでも高性能を発揮
  • スイッチ付きコネクタの開発で、通信機器の測定・検証を効率化
  • 高周波信号伝送用多極コネクタの開発で、複数信号の同時伝送を可能にし、設計の自由度が向上
  • 5G・IoTなど、最先端分野での採用実績
  • 世界中の通信機器メーカーに選ばれる高い信頼性と品質

未来の通信を支える小さな力として、これからもムラタのコネクタはお客様とともに進化を続けます。
次世代の通信機器開発に、ムラタのコネクタをぜひご検討ください。

Chronology of Murata Connector History

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Chronology of Murata Connector History