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スイッチ付き高周波同軸コネクタIoT機器への無線機能導入 : 用途例と課題解決ガイド

IoT化が進む中、
「無線機能を製品に搭載したいけれど、高周波測定(RF測定)や認証試験が難しい」
「評価はできても、量産検査まで対応できる測定環境が整わない」
そんな課題を抱える開発・製造担当者は少なくありません。

ムラタなら、評価用マニュアルプローブから量産向けオートプローブまで幅広くラインアップをそろえております。
ムラタのスイッチ付き高周波同軸コネクタ(以下、スイッチコネクタ)&専用プローブを使えば、無線機能の導入を“確実かつスムーズ”にできます。

3GPP対応端末のRF測定に適したスイッチコネクタ&高周波プローブ

スイッチコネクタおよび高周波(RF)プローブは、3GPP(Third Generation Partnership Project)仕様に準拠した携帯端末をはじめとする無線通信端末の高周波測定(RF測定)に対応しています。
RF回路とアンテナ回路の間に実装し、専用プローブをご使用いただくことで、相互の影響を受けない状態で回路の特性を正確に測定することが可能になります。

左右にスワイプ可能です 横持ちでご覧ください
通常はスイッチコネクタの中を信号が通っています。当社のプローブをスイッチコネクタと嵌合させることでRF回路とANT回路を切り離し、RF信号を測定することができます。

ムラタのスイッチコネクタ&専用プローブで簡単&正確に測定

幅広い無線規格に対応したRF測定ソリューション

LTEや5G NRなどの3GPP準拠信号に加え、Wi-Fi®、Bluetooth®、GPS、UWBなど、幅広い無線信号の測定に対応しています。
送信出力、周波数安定性、スプリアス測定など、無線通信機器の各種評価に最適です。

主要認証試験を“ワンタッチ”で簡単に

FCC(Federal Communications Commission)、CE(Conformité Européenne)、技術基準適合試験(技適)などの有線試験に使用できます。
専用プローブを当てるだけで認証試験用の接続が完了します。従来のように基板を削って配線を引き回す必要はありません。
試験準備時間を大幅に短縮し、認証取得の迅速化に貢献します。

高いアイソレーションで正確な測定

専用プローブ嵌合時にRF回路とアンテナ回路を切り離し、相互干渉を防止します。
送信出力・周波数安定性・スプリアス測定などの評価精度を向上できます。

低損失でRF性能に影響を与えないスイッチコネクタと専用プローブ

スイッチコネクタと専用プローブは低VSWR(Voltage Standing Wave Ratio)・低挿入損失を実現しています。
測定時の信号劣化を抑え、安定したRF測定に貢献します。

専用プローブによる簡易測定

ムラタの専用プローブは誘い込み範囲が広く、実装ずれ(位置誤差)を吸収する構造を持ち、誰でも簡単に安定した測定が可能です。
マニュアル/オートの両ラインアップを展開し、様々な用途に対応できます。
オートプローブを使用すれば、製造ラインの自動測定に組込み可能です。
生産性向上とコスト削減に貢献します。

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スイッチコネクタの中心からプローブの先端はズレているが…プローブの実装ずれ吸収構造が働き、スイッチコネクタとプローブが嵌合できた。

用途例

①セットメーカー : 端末の開発

RF回路とアンテナ回路の間にスイッチコネクタを実装し、プローブでワンタッチ測定できます。

  • 回路の整合(マッチング)や特性確認を、筐体組込み前に短時間で繰り返し評価可能
  • 開発初期から再現性の高い測定ができ、仕様確定までの試行回数を削減

②通信事業者・認証機関 : 端末の認定

認証試験の有線測定に対応する接続点を、スイッチコネクタであらかじめ用意できます。

  • FCC/CE/技適などの認証試験で必要な送信出力・周波数安定性・スプリアスの測定が迅速かつ安定して実施可能
  • 基板加工や配線引き回しが不要になり、試験準備時間を短縮

③工場・EMS : 端末の量産

自動測定に対応したオートプローブと組み合わせ、ライン検査に組込みできます。

  • ケース組込み前の段階で通信特性の確認ができるため、不具合の早期発見と早期対処が可能
  • 量産工程で必須となるパワーキャリブレーションに使用でき、端末ごとの送信出力のばらつきを低減
  • 出荷前検査を高速化、測定の安定化で歩留まり向上
  • 不具合は筐体組込み前に基板置き換えで対処でき、材料ロスを最小化

④セットメーカー : 市場から返却された端末の評価

市場返却品の再評価に、スイッチコネクタを介して非破壊でRF特性を点検できます。

  • 端末を壊さず故障モードの切り分け(RF回路 / アンテナ回路のどちらに起因しているか)
  • 原因究明の時間短縮と再発防止のフィードバックに有効

①セットメーカー : 端末の開発

回路の整合(マッチング)

②通信事業者・認証機関 : 端末の認定

無線特性の検査

③工場、EMS : 端末の量産

パワーキャリブレーション
無線特性の検査

④セットメーカー : 市場から返却されてきた端末の評価

無線特性の検査

スイッチコネクタのイメージ図

ムラタのスイッチコネクタは、通信性能の安定化と生産性向上を両立するソリューションです。
無線機能を搭載する製品開発において、評価・認証・量産のすべてのフェーズで活用できる柔軟性と高性能を兼ね備えています。

無線搭載をもっと簡単に、もっと確実に
高周波測定(RF測定)には、ぜひムラタのスイッチコネクタをご選定ください。