空中超音波センサよくあるご質問

残響時間とは何ですか?

送受兼用タイプの超音波センサは1つのセンサが送信と受信の両方を行います。
入力信号を止めても、センサの振動が止まるまでは受信波を受け取ることができません。この振動している時間を残響時間といい、残響時間が長いと近距離を検出することができません。
※残響特性はセンサの固定方法にも影響されます。(基礎知識・使い方参照

指向性の制御について

センサにホーンを取り付けることにより指向性は制御できる

  • 開口部が広いほど指向性は狭くなる
  • 長いホーンほど正面音圧は高くなる

開口部と長さ

開口部と長さグラフ

開口部と長さ表

反射対象に応じた距離は?

検知対象と検知距離

超音波センサは対象物の材質や色を選びません。透明なガラスやアクリルでも使用可能です。ただし、反射対象物により、反射効率が変わります。

検知対象と検知距離

受信機が直達波を受信している間は反射波を測定できない
→近距離限界

遠くの物体からの反射波は強度が小さくなり測定できない
→遠距離限界