EMI除去フィルタ(EMC・ノイズ対策)Wi-Fiの通信速度改善事例

解決のポイント

  1. ノイズ対策専門ソリューション「Wi-Fi受信感度抑圧対策ソリューション」
  2. 村田製作所からの提案で協同評価を行い、ノイズ源や伝導ルートを特定
  3. リバブレーションチャンバを活用し、ノイズ抑制効果や通信速度改善を確認

見えないノイズ問題を解決するエキスパート集団が採った手法とは!

プロジェクトチームの苦戦を知っていた別部署のエンジニアが、ノイズ対策セミナーを紹介してくれ、早速参加することにした。
村田製作所の講演を聞いて、Wi-Fiの通信速度が低下する要因としてノイズが関係し、村田製作所がその対策ソリューションを持ち合わせていることを知ったメンバーは、すぐに担当エンジニアにコンタクトし、現状説明を行った。状況を確認した村田製作所の担当者は、T社との協同評価を提案し、実施することになった。

卓越したノイズ対策ノウハウがここにはあった!

ノイズ源や伝導ルートは目に見えないだけに、原因の究明には時間と工数がかかる。まずは、Wi-Fiモジュールとアンテナを切り離し、スペクトラムアナライザでアンテナへの結合ノイズを測定することで全体像をつかんだ。その後、エキスパートが必要な評価を細部にわたり実施し、わずか3日で原因を突き止めることができた。

原因の特定を終え、ノイズ対策部品を問題箇所に挿入。最適な実装位置に組み直し、実使用環境下での検証が可能な専用の評価設備であるリバブレーションチャンバにて最終テストを行った。その結果、見事Wi-Fiアンテナへのノイズ干渉を抑制することに成功した。

この課題を解決したソリューションのご紹介

当社製ノイズフィルタを使った対策ソリューションをご紹介します。