天然水晶は形状が不定形であり、取り扱いが困難です。衛星通信や移動体通信機器から自動車、テレビ、パソコン、さらにはDVD機器など情報家電分野などにニーズのある人工水晶は今後もますます高い品質が求められるようになります。水晶の品質基準は、IEC国際規格(IEC
60758)やJIS日本工業規格(JIS C 6704)などで定められていますが、村田製作所の人工水晶は基準をクリアし、高いグレードを誇っています。
ムラタではお客さまに高品質の製品をお届けするために人工水晶から育成しています。
高純度・極少欠陥人工水晶を育成することで高品位価値を提供ができ、また、大型人工水晶を育成することで光学水晶の大口径化価値の提供が可能になります。
つまり、高品位、高精度の水晶製品には高品質の人工水晶内製化が不可欠です。
この人工水晶の育成にはムラタでの長きにわたる経験とノウハウの蓄積にによって実現しています。
波長が深紫外域(200nm以下)になると、不純物の吸収が問題となります。数値は一般的な人工水晶と弊社Pristalとの金属不純物濃度の比較です。特にアルミニウムの吸収によって透過性能に大きく差が出てきます。
ムラタのPristalではこのアルミニウムを含んだ主要金属の含有濃度を下げた高純度の人工水晶を量産しています。
ムラタは水晶振動子用の製造で培った、ウエハの高精度切断と位相差を厚み制御によらない測定で製造していることで、狭位相公差品の量産対応を実現しております。
ムラタでは、人工水晶育成から手掛けることによって高精度、高安定な商品特性を実現しています。また、需要変動に対する納期やコストにも対応できるよう独自のパッケージ、生産ライン、生販システムを持ち、お客様の課題解決に新しい価値を提供することで貢献しています。