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バイアスTインダクタの選定で
多くの設計開発リソースを要していませんか?

  • 高速車載ネットワークの重要性が増大
  • 基準値をクリアするための部品選定ノウハウが必要
  • 複数のインダクタを組み合わせた回路構成が必要

増加する高速車載ネットワークの重要性

自動運転やADASなど自動車の高機能化のためにカメラやセンサが多数搭載されます。これらのカメラやセンサで感知した情報をECUに伝送するために、高速車載ネットワークの重要性が増しています。
高速伝送方式のひとつとして、データ伝送用のインターフェースに電力を重畳して一本の同軸ケーブルで伝送を行う、PoC(Power Over Coaxial)方式 の導入が進んでいます。

PoCシステムの代表的な回路

必要なノウハウと基準クリアまでの時間

PoC(Power Over Coaxial)方式では、負荷インピーダンスの低い電源ラインに高周波信号が流れていかないように、バイアスT回路(Bias Tee回路)を設計する必要があります。
その設計において、ICメーカーやTier1、OEM各社が設けているバイアスT回路特性として満たすべき基準値をクリアするための部品の組み合わせを選定するには、ノウハウが必要であり、設計に多くの時間を要します。

Murata Icon X バイアスTインダクタ設計支援ツール

面倒な構成部品選定を自動で行い、設計リソースを削減します!

バイアスTインダクタ設計支援ツール(Bias-T Inductor Selection Tool)はバイアスT回路向けインダクタの選定を支援するツールです。当社のアプリケーション研究で得られた知見をベースにしたアルゴリズムが、最適な部品の組み合わせをご提案します。

Bias-T Inductor Selection Toolの主な特長

  • 簡単な条件設定だけでターゲット基準を満たす部品の組み合わせが分かります。
  • 特定の基準値をアップロードすることで、それを満たす部品組み合わせ選定が可能です。
  • 基板情報などのより詳細な設定をすることで、実測とより整合性の高いシミュレーションが可能です。
  • 村田製作所の設計研究の知見を加味した選定提案が可能です。

簡単操作で効率化

バイアスTインダクタ設計支援ツール(Bias-T Inductor Selection Tool)では、たった3STEPの簡単な設定だけで最適なPoCバイアスインダクタの組み合わせと品番をご提示します。
  • STEP1

    回路と基準を選択
  • STEP2

    定格電流値を設定
  • STEP3

    "Optimize" ボタンをクリック
最適なインダクタの組み合わせと品番掲示

インダクタの組み合わせでのシミュレーション結果表示

  • S21, S11, S21/S11,Zのグラフ表示
  • クライテリアに対するPass/Fail
  • クライテリアに対する
    マージン
  • DCR合計値
  • グラフデータの
    CSV出力
  • トータル占有面積

操作マニュアルをご用意しています

操作マニュアルには各種ツール機能としてシミュレーション可能な回路や基盤の浮遊容量設定などの詳細紹介をはじめ、ツールの活用事例も数多く掲載しています。

操作説明動画 公開中!

バイアスTインダクタ設計支援ツールの操作を分かりやすく動画でご説明しております。
バイアスTインダクタ設計支援ツールを使用して、クライテリアに合わせたPoCバイアスTインダクタを自動選定したり、選定結果をアレンジする手順を説明します。

Murata Icon X よくあるご質問

選定品番のサンプルは購入できますか?

はい、購入できます。
在庫検索のページにて、村田製作所製品代理店/WEB商社からサンプルの購入または見積書/発注書の依頼が出来ます。

サンプル購入までの流れ

  1. 結果表示内より「Selected Items(選定品番)」をクリック

  2. 「Product Detail(製品詳細)」をクリック

  3. 「代理店/WEB代理店(在庫検索)」で在庫を確認後、購入へとお進みください。

選定品番のスペックシートはダウンロードできますか?

はい、PDF形式でダウンロードができます。

スペックシートダウンロードまでの流れ

  1. 「Selected Items(選定品番)」をクリック

  2. 「Reference Spec(参考図)」をクリックすると、PDFでダウンロードすることができます。

その他、Bias-T Inductor Selection ToolやPoC(Power Over Coaxial)方式を用いた、高速車載インターフェース(SeaDes)用バイアスT回路(Bias Tee回路)向けインダクタ製品に関するお問合せやご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。