バリアブルキャパシタ バリアブルキャパシタ基礎知識

制御電圧によって容量を可変できる受動部品

なぜバリアブルキャパシタ(VAC)を使うの?

  • アンテナのL値バラツキをバリアブルキャパシタで吸収しf0調整が容易
  • 認定試験でのデバックがやりやすい
  • 筺体に組込時のバラツキの調整が容易

狭偏差ニーズへのソリューション

バリアブルキャパシタは電圧を印加することで容量値が可変します。
この特性を利用して、狭偏差を必要とする回路において、印加電圧を調整することで、最適な特性を得ることが出来ます。

回路設計において47+/-2%に抑えたい場合、60pFのバリアブルキャパシタを使って頂く事が出来ます。
上記のグラフは、同バリアブルキャパシタの容量カーブを示しています。
電圧を1.3~1.45Vにする事で、 47pF+/-2%を得る事が出来ます。

狭偏差コンデンサをお探しの方はぜひご検討下さい。

バリアブルキャパシタ(VAC)を使用するメリット

適切な電圧を印加することで、周波数ズレを解決します

アンテナのマッチング回路に適用し、共振周波数を調整する

設計時
共振周波数は、アンテナの公差とマッチングのための部品の公差により、所望の周波数からずれます。
目的
VACを使用することで、アンテナのマッチング回路に適用し、共振周波数を調整することが可能です。

アプリケーション例

Smartphone、mPOS Terminal、NFC Door Reader、NFC Vending Machine、NFC Payment RingなどPOSデバイス・その他多彩な製品でご利用いただけます。

サンプルリクエスト・お問い合わせ

  • サンプル受領後1カ月後を目途に評価をお願いします
  • 数に限りがございますので、無くなり次第終了とさせていただきます。
  • 評価ボードと容量測定方法についてはこちらFAQをご確認ください。