メトロサーク™で使用している高機能樹脂(液晶ポリマー)は、従来の樹脂材料に比べて比誘電率と誘電正接が小さいものを用いています。また、メトロサーク™で使用している多層積層技術は、通常の樹脂多層基板とは異なり、層と層の間で接着剤を必要としない一括積層技術を用いています。
これら2つの特徴および技術を用いることで、メトロサーク™は高周波領域での損失が小さい基板、部品を実現しています。高周波領域で損失が小さいことは、昨今の高速化が進むデジタル伝送において求められる特性のひとつです。
こちらのグラフは、メトロサーク™の伝送線路とFPCの伝送線路の損失を比較しています。
このように、メトロサーク™は低損失な製品を実現できるため、お客様の製品の低消費電力化、通信性能向上に寄与します。さらに、従来の樹脂基板と比較して細密に電極パターンを形成することが可能です。また、層間に接着剤を使用しないことによる厚みバラツキ低減に加えて、細密な電極パターンの形成により、高周波領域や高速デジタル伝送で重要となるインピーダンスコントロールを精度よく行うことができます。