赤外線センサは動作原理により大きく分けて「熱型」と「量子型」の2つの種類があります。熱型は、赤外線をいったん熱に変換し、抵抗変化や熱起電力などにして出力を取り出すタイプです。量子型は、半導体の遷移間エネルギーを利用した光導電効果や、PN接合による光起電力効果を利用したタイプです。
焦電型赤外線センサは熱型になります。
焦電型赤外線センサの用途のひとつに人体検知もありますが、人体検知センサにもおおきくわけて3種類あり、焦電型赤外線センサはパッシブセンサに該当します。
人体検知ができるセンサがそれぞれどのような原理や検知機能を用いているかそれぞれ比較しました。原理や検知したい動き、エリア、搭載場所、設置場所などによってそれぞれに得意・不得意があります。
ムラタで提供している焦電型赤外線センサの種類は大きく以下のタイプに分かれます。
デュアルタイプの中には、高感度デュアルタイプや屋外で使用するセットに向いているタイプも商品化しています。
デュアルタイプ、クワッドクワッドタイプ
それぞれ耐電磁波特性を強化したRFI対策品もラインナップしています。
※出力タイプの異なる製品についてはお問い合わせください。