気圧センサとは、大気圧値や高さ変化を測定できる圧力センサの一種です。この気圧センサを利用することで、高度測定や高低差の算出が可能となり、さまざまな情報を取得できます。たとえば、スマートフォンやスマートウォッチに組み込むと、GPSだけでは補正が難しい高さ方向の位置情報(高度や垂直方向の移動)を、気圧データで補正できます。これにより、位置情報に加え、建物の何階にいるかといった情報を得ることが可能です。また、ドローンに搭載すると、空中で静止する状態(ホバリング)や、設定した高度を維持して、飛行する際の制御に役立ちます。さらに、大気圧の測定にも利用できます。気圧の低下によって低気圧の接近を把握し、天気の変化を予想します。また、圧力差を知ることにより空気の流れを計算できるため、掃除機の吸引力のモニタリングにも使用されています。このように、気圧センサは高度の変化や気流など空気の動きを可視化できることから、モバイル・ウェアラブル機器から家電、医療機器まで幅広い分野で活用されています。