超音波センサで使用する「超音波」とは音波の一種です。20kHz以上の耳に聞こえない音のことを超音波と言います。
周波数帯によって気体、液体、固体、あらゆる媒体を伝わることができますが、伝搬速度は物質の音響インピーダンスによって異なります。
超音波には超音波の反射を利用した距離検知や超音波の揺らぎを検出する存在検知など様々な活用方法があります。距離検知用途においては、光式測距センサとは異なり透明なプラスチックやガラスなども検知可能という特徴があります。
超音波センサの原理として、圧電セラミックスが電圧の向きにより伸縮し空気振動(超音波)を発生させる作用を利用しています。