ムラタは複数のパッシブデバイスを単一パッケージに収めた集積化ソリューションも提供しており、システムの集積化を一層改善できます。ムラタのIPDは単純なキャパシタアレイから、抵抗、コンデンサなどの様々な部品を組み込んだ複雑な構成でもIPD化可能です。能動素子や受動フィルタのデカップリングキャパシタをIPD上に集積化することで部品間の距離を縮めることが可能になります。それにより、製品の小型化やディスクリート部品の実装を回避して、信頼性やパフォーマンスを向上させます。
IPDは主に医療分野や自動車分野など、高い信頼性が要求される市場にも提供されています。