ムラタは、カスタムの集積パッシブデバイス(IPD)を数多く提供してきた長年の経験をもとに、インプラント型(体内埋込型)医療機器でも多くの実績を積んできました。市場をリードする医療機器メーカー向けにも専用IPDを設計・提供しています。例えば、ペースメーカーや神経刺激装置などにおいて、IPDをアクティブ素子とともに積み重ねることで、より多くのシステムを統合でき、消費電流抑制や信頼性向上を実現しております。
IPDは、神経刺激装置、人工網膜、人工内耳インプラント、ペースメーカーなど、主にインプラント型医療システムにご使用いただいています。また、その機能性の高さから、医療モニタリング機器やカテーテルなどの検査機器にもご使用いただいております。