本コラムはインダクタの基礎を解説する技術コラムです。
第2回は高周波インダクタのを解説いたします。
インダクタには様々な使い方があり、その使い方に合わせて様々な種類の商品があります。
ムラタのチップインダクタは、その用途別に高周波回路用インダクタ、電源系インダクタ(パワーインダクタ)、一般回路用インダクタと3つの分類に分けてそれぞれに対応したチップインダクタを提供させて頂いています。
今回は、その中から高周波回路用インダクタについて解説します。
高周波回路用インダクタとは、その名の通り、数10MHzから数GHzまでの高周波数帯域で使用されるインダクタです。高いQ(Quality factor)値が要求されるため、空芯構造をしているものがほとんどで、主に携帯電話や無線LANなど移動体通信機などの高周波回路に使用されます。
ムラタの高周波回路用インダクタは、巻線/積層/フィルムの3つの構造の商品をラインアップしています。今から、それぞれがもつ特徴とその特徴に合った用途を簡単に紹介していきます。