AMRセンサ(磁気センサ)位置検知の利用方法・用途

位置検知 用途

小型、実装性UP、耐衝撃UP、長寿命などメリットがあります。
シリンダスイッチなど産業機器で高精度・小型のAMRセンサを活用頂くことができます。

【用途例】

家電・繊維機械・油圧・空圧機器・産業用多関節ロボット・防水・防汚・隠し・小型のスイッチなど

【汎用性に優れている理由】

  • 筐体にスイッチの穴をあける必要はないので防水構造にしやすい
  • 異物の付着による誤動作が起こりにくい
  • 磁石を近づけることでスイッチングできるので、表面がフラットでも大丈夫
  • 磁石やセンサの配置次第では数mm程度の短いストロークでもON/OFFできる

アプリケーション例①:シリンダリミットセンサ

ロボットアームやチップマウンターなど、工場の自動化機械でシリンダーの両端に2つのモジュールを追加することで正確な検出が可能です。

シリンダリミットセンサのイメージ動画

シリンダーでのAMRセンサ(磁気センサ)の使用例を説明している動画です。
シリンダーの位置検知用途での使い方と、AMRセンサ(磁気センサ)の出力をご確認頂けます。

アプリケーション例②:スマートロック

スマートロックの図

かんぬき(錠)の位置(開閉)検出が可能です。

アプリケーション例③:各種機器の小型スイッチ

各種機器の小型スイッチの図1

AMRセンサを筐体内の基板に配置し、筐体全体のシーリングや磁石の防水対策を行う事で防水スイッチとしても使用できます。メカスイッチと比較して構造を単純にできます。

各種機器の小型スイッチの図2

スライド式スイッチの一例です。AMRセンサの異方性の特徴により、他方式の磁気センサと比較し短いストローク量でスイッチをON/OFFさせることができます。