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EMI除去フィルタ(エミフィル)によるノイズ対策についてご理解いただけるよう、 ノイズ対策の技術者を対象として、基礎的な内容をまとめました。
第1章では、EMI除去フィルタ(エミフィル)が使われている背景を説明するとともに、電磁ノイズの対策に使われるシールドとフィルタの働きについて紹介します。 [平均読了時間: 約16分]
第2章では、ノイズ障害のしくみをより深く理解するために、ノイズが発生する側に議論を絞り、ノイズが電子回路のどんなところでどのように発生するのかといったノイズ発生のしくみを解説します。 [平均読了時間: 約40分]
電子機器のノイズ障害に対処するには、ノイズの発生源だけではなく、伝達路やアンテナの性質も併せて理解する必要があります。第3章では、この中でノイズの伝達路について説明します。 [平均読了時間: 約60分]
電磁ノイズ障害の多くは電波を介して空間を伝わります。第4章ではノイズの空間伝導について説明します。近距離の問題である回路間の干渉、遠距離の問題であるアンテナ理論とこれを遮蔽するシールドについて紹介します。 [平均読了時間: 約64分]
第5章では、ノイズが導体を伝わるモードに "コモンモード" と "ノーマルモード" があることについて触れた後、コモンモードノイズへの変換について説明します。 [平均読了時間: 約57分]
第6章では、ノイズ対策に使用される代表的なフィルタの構成と、そこで使用される電子部品の現実特性がノイズ対策効果にどのように影響を与えるかについて解説します。 [平均読了時間: 約55分]
第2部では、実践的なノイズ対策手法や考え方について、その都度テーマを決めて解説していきます。
デジタル機器がラジオやTVなどに与えるノイズの問題を解決するために、EMI除去フィルタは広く使用されるようになりました。代表的なEMI除去フィルタであるコンデンサ・抵抗・フェライトビーズの使い分けの例をご紹介します。また、セットによってノイズ対策効果が違う場合がある理由についてもご紹介します。 [平均読了時間: 約21分]
デジタル信号ラインの信号を高速化すると、放射雑音などのノイズが高くなります。そのために信号電圧の振幅を低くすると、信号波形のリンギングが問題になります。標準的なロジックICに抵抗を追加しインピーダンスマッチングを行った場合の波形や放射雑音の変化、ならびに、インピーダンスマッチングされた信号ラインでのフェライトビーズの選択法をご紹介します。 [平均読了時間: 約8分]
最近の電子機器の高速な信号ラインに差動伝送が広く利用されるようになっています。その理由と差動伝送ラインで注意すべきノイズ、ならびにその対策法についてご紹介します。また、差動伝送線路の伝送特性を表すミックスドSパラメータの基礎と、その特性が与える影響についてもご紹介します。 [平均読了時間: 約13分]
電子機器のEMIノイズ対策で、全体的にノイズが強くて、どこに何をすれば良いかわからず困ることがあると思います。コモンモードノイズと呼ばれるものが発生し、機器全体に広がっていると漠然と感じても、それを見ることはできません。 そこでノイズがどのように広がって伝搬していくかを、 三次元電磁界シミュレータにより可視化したので紹介します。 [平均読了時間: 約20分]
【技術初心者から上級者まで】 続々更新中!実例をもとにノイズ対策ポイントを解説します。