タイミングチャート中の磁界「有/無」はセンサがONできるだけの磁界があるか、ないかの状態です。常時駆動品のセンサはkHzオーダーの磁界有無の変動でも磁界変化に追従できますが、低消費(従来品)では20Hz。MRMS581Pでは4.7Hz未満※の磁界変動に対して出力を返す仕様となっています。実際に磁界の変化があっても次の判別タイミングまでは前回の結果を保持している状態ですので、磁界変動が激しいケースではON/OFF判別結果を取りこぼす可能性があります。磁界の変化が激しい箇所での使用には向いていません。
MRMS581Pの超低消費電流は常時電流を流し続けるタイプのセンサと比べて約99.99%以上。低消費(従来品)と比べて約94%も消費電流を削減した“超”低消費電流となっています。(黄色のエリアが消費電流量の比較イメージです。)
- ※磁界の周波数は十分にマージンをもって下さい。センサの個体差や環境温度などによって変化するケースがあります。