発音部品(ブザー)SMD(表面実装型)圧電サウンダ -製品を吸着する際のご注意-

実装前のお願い

圧電サウンダを吸着する際は、放音孔および開放孔を避けてください。

圧電振動板の変形や圧電セラミックのクラック、シリコーン破れの発生により、音圧が低下する、もしくは鳴動しなくなる可能性があります。

  • 放音孔および開放孔の位置は仕様書をご参照ください。

不具合発生のメカニズム

SMD(表面実装型)圧電サウンダ内部は、圧電振動板とシリコーン接着剤によって気室に分割されています。この気室は外部と製品の天面や側面などに設けられた放音孔、開放孔により接続されています。

吸引パッドの位置によっては製品内部を吸引してしまい、以下の不具合が発生する可能性があります。

圧電振動板が変形 圧電振動板の駆動・振動状態が変化することにより鳴動状態が変化し、正常な動作を妨げる可能性があります。
振動板を保持するシリコーンが破壊 気室間にリークが発生し、音を放射する効率が低下するため、音圧が低下する、もしくは鳴動しなくなる可能性があります。
圧電セラミックが破損 圧電振動板の駆動面積の減少やショートの発生により、音圧が低下する、もしくは鳴動しなくなる可能性があります。

原因

  • 正常品
  • 吸引された場合
  1. 電子部品
  2. 発音部品(ブザー)
  3. 発音部品を正しくお使いいただくために