LPWA製品Type ABZ CMWX1ZZABZ-078

Type ABZ(CMWX1ZZABZ-078)モジュールは、世界の多くの地域や事業者網で動作するLoRaWAN™モジュールです。
主要地域の電波法を取得しています。
Open MCU機能のサポートが可能です。
Software変更によりSigfoxにも対応可能です。

Product Status

In Production Recommended
製品の種類 モジュール
製品名 CMWX1ZZABZ
周波数 860-930MHz
チップセット Semtech (SX1276) + STM (STM32L)
変調方式 FSK, OOK and LoRa™ Modulation
アンテナ 外部(詳細はこちら
動作温度範囲 -40 to +85
寸法 12.5 x 11.6 x 1.76 mm
送信モード電力 128mA @ 20dBm setting
送信出力 Up to +18.5dBm
受信モード電力 21.5mA @ 125kHz BW
受信感度 -135.5dBm @ 1% PER, 125kHz BW, SF=12
RoHS準拠 Yes
通信技術 LoRa/Sigfox
FCC/IC認証 FCC/IC「基準」認証
パッケージ メタルシールド
LoRa/Sigfoxファームウェア

シリーズ概要

タイプABZは、LoRaWAN長距離無線プロトコルをサポートする、コンパクトで低コストの新型省電力広域ネットワーク(LPWAN)無線モジュールです。
この新しいスタンドアローン型モジュールの大きさは、わずか12.5mm x 11.6mm x 1.76mmです。
メタルでシールドしたパッケージに格納され、Semtech SX1276超長距離スペクトル拡散無線トランシーバーおよびSTMicro STM32L0シリーズARM Cortex-M0+ 32ビットマイクロコントローラー(MCU)を内蔵しています。
内蔵されたTCXOは堅牢で温度ドリフトが少なく、RFトランシーバーに正確なクロック源を供給します。

本モジュールとの通信は、UART、SPI、またはI2C周辺インターフェースを経由して行うことができます。
ADCおよび最大18個のGPIOにより、センサー、スイッチ、ステータスLEDとかなり柔軟に接続できます。
ムラタのCMWX1ZZABZモジュールは、868MHzおよび915MHzの産業・科学・医療(ISM)帯で運用できるように電波法令に基づく認証をあらかじめ受けているため世界のほとんどの地域で利用できます。

通常の出力は+14dBmですが、PAブースト機能を選択するとRF出力を+20dBmに増加でき、長距離用途または屋内で電波状況が悪い場所にあるエンドデバイスに対応できます。
MCUには192kBのフラッシュメモリと20kBのRAMが搭載されているため、カスタマーアプリケーションの組み込みや、他の変調スタックの管理もできる十分なメモリがあります。

さらに、CMWX1ZZABZ-078には、Trusted objects TO-Protect 別ウィンドウで開く を(オプション)組み込むこともできます。
LoRaWANのセキュリティーは、汎用MCUのセキュアなソフトウェアライブラリにより強化されています。IoTアプリケーションの開発者は、本小型フォームファクターモジュールを搭載した評価キットB-L072Z-LRWAN1を使用して、ソリューションを容易に評価できます。

本モジュールの典型的な用途には、スマートメータリング、ウェアラブル、トラッキング、M2M、IoTエッジノードなどがあります。本モジュールは-40℃~+85℃で動作可能なため、広範囲の温度に対応できます。

ブロック図

技術サポート

技術サポート資料

Application Note, Datasheetなどをこちらでご確認いただけます。
その他の詳細な資料については技術サポート資料ページをご覧ください。

評価キット・導入までの流れ

評価キット提供や導入までの流れをこちらでご確認いただけます。

アプリケーションガイド

代表的なアプリケーション例

本モジュールの典型的な用途には、スマートメータリング、ウェアラブル、トラッキング、M2M、およびIoTエッジノードなどがあります。
幅広い温度に対応しています。
新たなIoTアプリケーションのアイデアをまとめた「IoT Business cases」をダウンロードいただけます。

*上記画像をクリックすると「IoT Business Cases」がダウンロードできます。