発音部品(ブザー)ピンタイプ 圧電サウンダ -傾いた状態ではんだ付けされている製品を修正する際のご注意-

実装後のお願い

傾いた状態ではんだ付けされている製品の傾きを修正する際は、はんだを溶かして修正を行ってください。(天面を押して傾きを修正しないでください。)

端子が圧電振動板の2つの電極に接触すると、ショート不良により、発音しない可能性があります。

不具合発生のメカニズム

はんだ付けされている状態で、天面から製品を押した場合、製品内部方向へ過大な力が加わり端子固定部が破損し、端子が製品内部に押し込まれることになります。端子に製品内部方向へ過大な力が加わると、端子の固定部が破損し、端子が製品内部に押し込まれます。
押し込まれた時、端子が圧電振動板の2つの電極に接触するとショート不良による不具合が発生します。

症例

PKM17EPP-2002-B0 PKM13EPYH4000-A0

端子が製品内部に押し込まれた状態

参考

端子押し込みによる不具合を防止するため、各製品の端子には、下記の加圧力を超える力は加えないでください。尚、製品本体の温度が高い場合は、下記の加圧力よりも弱い力で不具合が生じる可能性がありますのでご注意ください。

端子押し込みの最大加圧力(25°Cの場合)
品番 端子への最大加圧力
PKM13EPYH40* 28.0N
PKM17EPP-20* 4.4N
PKM22EPPH* 5.8N
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