発音部品(ブザー)ピンタイプ 圧電サウンダ -フラックス塗布時のご注意-

実装前のお願い

気化したフラックスが製品内部に侵入しないよう、基板の穴から製品の開放孔を離して配置してください。

端子接触点に絶縁物が生成され、発音しない可能性があります。

不具合発生のメカニズム

フラックス塗布時、基板の穴周辺にフラックスが付着します。

塗布されたフラックスは、フローはんだ時の熱によって気化します。この気化したフラックスが製品内部に侵入すると、金属端子がハロゲン化し、金属端子と振動板との接点部に絶縁物(酸化物)が生成されることで導通不良(オープン)になり、発音しない可能性があります。

図1.フラックス塗布時

図2.フローはんだ時

参考

開放孔の位置
PKM13シリーズ PKM17EPP-20シリーズ
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