デジタルトランスフォーメーションおよびクラウドサービス拡大にともない、IoT※1デバイス、たとえば通信方式のひとつであるUWB※2無線通信が普及してきました。このUWB無線通信は、紛失防止を目的としたスマートタグやスマートキーといった高機能小型デバイスに搭載されています。
高度な位置測定性能とセキュリティ性能を持ち、今後も多くの分野で普及が見込まれるUWB無線通信は、データ送受信に通信負荷がかかるため、限られたスペースで十分な電力を引き出せる電源が必要です。そのため、UWB無線通信を使用する際の課題として、「通信負荷のピーク出力に適した蓄電デバイス(バッテリー)がない」という問題があります。さらに送受信時にピーク出力を要するためピーク出力に合わせて機器の電源を設計すると、「電源サイズが大きくなりすぎる」「コストが高くなってしまう」という課題もあります。
また、コイン電池のような小型バッテリーでは、ピーク出力の実現が困難という課題があります。
上記課題の解決策として、ECASシリーズをバッテリーと併用し、アシストすることが重要です。