NTCサーミスタNTCサーミスタとは?

NTCサーミスタの基礎知識

~Negative Temperature Coefficient Thermistor負特性サーミスタ~

NTCサーミスタは、温度が上がると抵抗値が下がる電子部品です。様々な製品で利用されています。

基本機能

NTCサーミスタの材料はマンガン (Mn) 、ニッケル (Ni) 、コバルト (Co) などを成分とする酸化物を焼成したセラミックスです。このセラミックスに電極を形成します。外観形状は、リードタイプ、チップタイプなどが一般的です。

抵抗温度特性
NTCサーミスタの抵抗値は、下図のように、温度に対して指数関数的に減少します。
NTCサーミスタの抵抗値は、以下のような式で表すことができるため、広く温度センサとして使用されています。
RT=R0expB (1/T-1/T0)
ここで、RTは周囲温度T (K) の時の抵抗値、R0は周囲温度T0 (K) の時の抵抗値、BはB定数と言われる定数です。

なお、B定数は温度変化によるサーミスタの抵抗値変化の傾きを示し、NTCサーミスタの基本特性です。
温度によりわずかに変化するため、定義されている温度により、B定数値は異なるため注意が必要です。

抵抗温度特性

用途

NTCサーミスタは、温度変化に対して抵抗値が3~5%/℃と変化します。一般的な温度センサとして多くの電子機器に使用されています!

例えば、スマートフォン。
スマートフォンを使用している時、"なんだか本体が熱くなった"経験はありませんか? ?
薄型で高機能なスマートフォンは、いわば小さなパソコンです。パソコンのように熱を逃がすファンなどが付いていないため、本体が熱くなる傾向があります。そのため、熱に敏感な精密部品が壊れてしまう危険があります。

ここで、NTCサーミスタの登場! !

NTCサーミスタによりスマートフォン内部の温度を測定し、その温度情報を使って様々な制御を行っています。

説明動画