土壌センサ

「開発品」※仕様は変更する可能性があります。

Murata 土壌センサは、農業における様々な環境において、継続的に状況を計測する用途のセンサとして開発されています。

3つのセンサが一つのパッケージに内蔵されており、EC(電気伝導度Electrical conductivity)、Moisture(体積水分率Volumetric water content; VWC)、Temperature(温度)を土壌中、水中において同時に計測することができます。とくに 業界初の9電極を用いたECセンサは多くの計測パターンにより不確定性の排除に貢献します。

土壌センサのサイズ比較画像

土壌センサの用途例

  • 農業用途で長期間にわたる土壌中の温度、水分量、肥料量のモニタリング
  • 農業用途で灌漑システムのコントロール
  • 長期間にわたる河川、湖沼の水質モニタリング
  • 養殖池の水質コントロール
  • 土壌・水質の研究

ムラタの土壌センサの特徴

ムラタ土壌センサは、様々な環境シーンにおいて、その状態を継続的にモニタリングするセンサとして開発されています。一つのパッケージ内には、3つのセンサが収められており、土壌中や水質中などの環境における電気伝導度、水分率、温度状態を同時にセンシングすることができます。

センシング対象イメージ図
Sensor size 132.5 × 27 × 16.2 mm
Top side view
Top side view画像
Back side view
Back side view画像

さまざまな課題に対応できるムラタの土壌センサのポイント

シンプルなインターフェース

3つのセンサを同一パッケージに収納

高精度な水分センサ

塩分(イオン)及び温度の影響を回避

高精度なECセンサ

マルチ電極を用いた高精度化、間隙水ECの計測

屋外環境に耐えうる強固な構造

IP68相当、センシング素子のパッケージ内収納

ワイヤレスシステムへの対応

低電圧・低消費電力

多彩なインターフェース

UART, RS232E, RS485, SDI-12, RS485MODBUS

農業環境の課題とムラタのソリューション

農業環境の様々な課題に対して、ムラタの土壌センサが活用できます。

農業環境における課題

農業従事者の就労人口の減少と高年齢化

経験と勘に頼り、収穫量が不安定

水・肥料等の資源の無駄     

気候変動による食物資源の危機

持続可能な農業のための、ムラタの土壌センサソリューション

スマート農業のソリューションはすでに多種多様なものが存在しますが、ムラタ土壌センサは“匠の五感”の うち、特に土壌に対する匠の触覚・味覚を見える化するソリューションとして農業環境の課題解決のお手伝いをいたします。

匠の感覚ソリューション図 参照:「スマート農業が実現する新たな農業の姿」(2017年1月、株式会社日本総合研究所 三輪泰史)を一部加筆修正

土壌センサ使用のメリット

数ある農業用のセンサ群の中でも、未知の領域でデータの活用が遅れている土壌中において、複雑な情報を明解に分析するセンサです。

  1. 作物にとって最適な水分・肥料の量を土壌中に実現し、収量・品質を向上させることができます。
  2. 高収量を実現したデータをモデルデータとして地域内で共有することで、地域全体の収量向上を実現できます。また、新規就農者への障壁を下げることへも貢献します。これにより、農業を魅力的な産業とさせることで、次世代に引き継がれる持続性を実現します。
  3. オープンフィールドにおいて灌水作業は、時間と労力を費やしますが、センサデータと天気予報をもとに、灌水計画を立てることができ、無駄な作業を削減できます。
  4. 適正量の水資源、肥料資源の供給を実現し、資源の無駄及び土壌・河川・海洋への汚染を防止することで、持続的な環境の構築に貢献します。

配置次第で土壌状態の3次元分布測定が可能

灌水チューブ位置から、土壌中の水分率、EC値は3次元的な分布を持っています。作物の種類や灌水チューブの位置と苗の位置など総合的に考えて最適なセンサ位置を決定する必要があります。

土壌センサ使用イメージ図
土壌センサ使用画像